2012年11月5日月曜日

ガバナンスとは

統治のこと。『ガバメント』とは対照的な統治として位置づけられる。ガバメントは政府が上の立場から行なう、法的拘束力のある統治システムである。一方、ガバナンスは、必ずしも上の立場とは限らない、組織や社会に関与するメンバーが主体的に行なう、意思決定、合意形成のシステムである。経営学の分野で、「ITガバナンス」や「コーポレートガバナンス」という言葉が使われる為に、ガバナンスという言葉は、株主や経営陣による企業の管理、統治という意味合いで解釈される事が多いが、本来の意味は、企業の利害関係者(株主、経営者、従業員、取引先など、必ずしも上の立場と限らない利害関係者)の主体的な作用による、意思決定、合意形成のシステムである。 (ASCIIデジタル用語辞典を基に編集)

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