2012年11月4日日曜日

天才はきみとかけ離れた存在ではない

歴史上の圧倒的な天才に少しも嫉妬しないのは、天才は、一種の奇蹟の体現のようなものだと考えているからだ。
しかし実際には、どの天才も猛烈で地道な努力の末に作品を創作しただけなのである。そこには奇蹟じみたものはない。そのあたりまえのことをふつうの人は想像できないのだ。
(ニーチェの言葉II No.131 「人間的、あまりに人間的」 白鳥春彦編訳)

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