2015年7月12日日曜日

合気道と気心道

術者は心の底から相手のためを思います。軽いノリで思うのではなく、全身全霊で思うのです。そこまでの気持ちになれないと言う前に、どれほど自分が実際には傷ついているのかに気づき、相手もまた同じであることに気づけばよいのです。そうすれば、自分のトラウマを原動力として、他人のためになろうとする思いが湧いてくるのです。一心に相手の健康や幸福を願う。そして、その心になりきって施術します。すると、術者という個人の力をはるかに超えた、宇宙太極の気が働きます。(遠藤喨及「気心道」)

合気道は相手を倒すことが目的ではなく、相手の健康や幸福を願い、それを実現すること。

合気の手2

トリは、掴まれた手に対して、前後上下左右全く抵抗を与えないで、体を相手に寄せる。掴んでいる人間側(ウケ)は、掴んだ手に対して抵抗が来ないと、抵抗がないからこそ体を動かすことができなくなる。ヘビにに睨まれたカエルの状態になってしまう。

2015年7月11日土曜日

合気の手

手の指を目いっぱい伸ばす、広げることがよいと言われるが、指と指の間に水かきがあると想像し、その水かきを最大限張っている状態をイメージすると良いかもしれない。さらに、指先にカエルのように吸盤があると想像すると、指先に意識を集中させることが容易になろう。

2015年6月21日日曜日

呼吸法

肚はいわゆる密息の方法で、吐くときも吸うときにも腹を張って帯に密着させる。その状態で、肚と手の指先とを「結ぶ」。結ぶ為には、肚と手の指先の間の筋肉を完全に緩める必要がある。肩は完全に弛緩させる。緩めれば緩めるほど、肚と指先が気のエネルギーでダイレクトに「接続」される。気のエネルギーで肚と指先が接続できれば、物理学の力の次元とは全く違う別の力が発現し、筋肉を緩めているのにもかかわらず、肚の底から出る力が手の指先にダイレクトに発現する。

2015年6月20日土曜日

腰の構え

腰が引ける、へっぴり腰、腰抜け、弱腰、腰が入っていない、これらは全てもともと武道の構えに関する言葉だろう。1ミリでも腰が引けると体の軸が崩れる。腰を崩さない方法としては、「うんちがまん」「おしっこがまん」をイメージして腰回りの筋肉を使えば、自然に腰が入った構えになり、腰の縦軸をギュルギュルと締め上げる意識が持てるようになる。

2015年6月1日月曜日

黒田鉄山

動くときに抜いて動き始める。動きの気配が消える。一調子の動きが生まれる。

2015年5月16日土曜日

力を抜くということ

合気道では「力を抜け」とよく指導されるが、この「力を抜く」という意味がよくわからない。本当に全身を脱力すれば、骨格が筋肉で支えられていない状態になるので、へなへなと地べたに倒れこむ。実際には立った状態を維持して技をかけている(=相手に作用を与えている)訳だから、少なくとも骨格を支える筋力は使っている、即ち「力は(完全には)抜いていない」。どうも、表現の問題のような気がするが、一つの仮説として、上記の「力を抜く」の「力」とは、筋肉の「肉」の部分の力を抜くということではないだろうか。筋肉は肉と腱で構成されるが、腱もわずかながら伸縮する。一般的に力をいれろと言われたら肉の部分を収縮させるが、武道として力を入れる箇所は肉ではなくて「腱」であるかもしれない。即ち「力を抜け」と言われたら、それは「肉の力を抜いて、腱の力を使え」という意味かもしれない。この仮説に立てば、決してムキムキではないスリムな体格の高段者が、恐ろしく強靭なパワーを発揮することに納得がいくものだ。

2015年4月21日火曜日

気結び

(合気道修練館越谷道場HPより)

斉藤守弘先生から聞いた話ですが、「気結び」とは、「合わせること」だそうです。
この「合わせ」には、段階があります。

最初の段階は、相手に合わせます。

次の段階は、自分に合わせます。

自分に合わせるとは、自分の中心を定めることです。
すなわち、いかなる場合でも、自分の構えを崩さないことです。
自分の構えが崩れた時、敗北するものです。
自分の中心が乱れない限り、そう簡単に敗れるものではありません。
自分の構えが乱れるということは、相手の気に自分の気が吸収されたからです。
意識を相手ではなく、自分に向ければ、自分の中心は定まります。

そして、最後の段階が、宇宙に合わせます。

つまり、自分と宇宙が一体化するのです。
翁先生は、「宇宙即我」と言っていました。

2015年3月15日日曜日

歩き方

かかと、小指、拇指球。拇指球で地球をつかむ(程に重心を拇指球に乗せる)。親指の先で呼吸する。

手の陰陽

陰の手:小指を陽から陰に切り替える。陽の手:80%はアッパーカットの手から相手のバランスを崩す。腰の軸は不動。不動故に陰の手の位置は常に正中線を外れない。

2015年1月3日土曜日

腰の動き

腰は土台であり、軸であるので、腰をむやみに回してはならない。どっしりとした不動の土台となって、モーメントの梃子となるイメージ。腰を回すときは軸の方向を動かすときに限る。

2014年12月31日水曜日

沈肩墜肘

肩は沈めるより、むしろ左右に伸ばすイメージ。左右に広げれば気が通りやすくなる。腕には気をまとい、ずっしりと重い肘を作る。腕の筋肉でも肩の筋肉でもなく、肩甲骨の力を用いて腕を動かす。

2014年12月21日日曜日

強力(ごうりき)

シェルパを強力(ごうりき)と呼ぶ。彼らはもちろん鍛えられた筋力を持っているが、それだけでは重い荷物を持ちこたえることはできないはずだ。強力は、大気に満ちるエネルギーを吸収して、それを力に変換する術を備えているのだと思う。一方、合気道では、大気から吸収したエネルギーを力に変換せずにそのまま相手に流し、そのエネルギーで相手を制御する。

2014年12月18日木曜日

労宮

相手がつかんで来たら、相手の手の中心、労宮、を気でつかむ

2014年11月28日金曜日

技をかける時に肩を落とさない。肩が落ちれば肩の位置の移動に伴って腰の位置が歪む。そもそも肩が落ちるのは、未だ肩が下がりきっていないからであって、肩が下がりきれば肩が落ちることはない。沈肩墜肘(ちんけんついちゅう)

2014年11月20日木曜日

2014年11月13日木曜日

扇子を持つ手

扇子を持つときの親指と人差し指の位置に注意せよ
親指と人差し指は軽く触れ、剣を持つ手と同じく小指で剣を締め、
親指と人差し指の力は完全に抜けている

馬鹿力

合気道は、火事場の馬鹿力を意識上で日常的に発揮する訓練なり

2014年11月10日月曜日

朝顔の手

大東流の「朝顔の手」とは、親指の力を抜き、小指に力を集中させ小指を伸ばした結果として自然にできた形。朝顔の形ではなく、水を手のひらに溜めるように指を開いた形であっても、親指を抜く(引く、縮める)ように力を入れればいいのではないか。

2014年11月8日土曜日