2015年6月21日日曜日

呼吸法

肚はいわゆる密息の方法で、吐くときも吸うときにも腹を張って帯に密着させる。その状態で、肚と手の指先とを「結ぶ」。結ぶ為には、肚と手の指先の間の筋肉を完全に緩める必要がある。肩は完全に弛緩させる。緩めれば緩めるほど、肚と指先が気のエネルギーでダイレクトに「接続」される。気のエネルギーで肚と指先が接続できれば、物理学の力の次元とは全く違う別の力が発現し、筋肉を緩めているのにもかかわらず、肚の底から出る力が手の指先にダイレクトに発現する。

2015年6月20日土曜日

腰の構え

腰が引ける、へっぴり腰、腰抜け、弱腰、腰が入っていない、これらは全てもともと武道の構えに関する言葉だろう。1ミリでも腰が引けると体の軸が崩れる。腰を崩さない方法としては、「うんちがまん」「おしっこがまん」をイメージして腰回りの筋肉を使えば、自然に腰が入った構えになり、腰の縦軸をギュルギュルと締め上げる意識が持てるようになる。

2015年6月1日月曜日

黒田鉄山

動くときに抜いて動き始める。動きの気配が消える。一調子の動きが生まれる。